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古畑任三郎ファイナル

第三夜は「ラスト・ダンス」。
いよいよ正真正銘の“ファイナル”…、寂しい限りです。本編自体はあまり「これで最後!」という感じでもなかったのですが、第1話の犯人(中森明菜)の話が出てきた辺りは感慨深いです。にわかに古畑の恋模様も描かれ、故に切ない終幕でした。
そんな最後を飾ったゲストは松嶋菜々子。双子姉妹・大野かえで/もみじを一人二役で演じるってことで、単純にやはり「このタイミングで姉と妹が入れ替わって…」云々と言ったトリックが思い当たるので、そこをもう一段階上回るような事件を期待していたのですが、う〜ん、終わってみればトリック自体はシンプルだったと思います。
しかしながら、かえでともみじ…更には【かえでに成りすましたもみじ】に至るまで松嶋菜々子の演じ分けが絶妙で、小説や漫画で描かれる入れ替わりトリックとは違った、どこか不思議な感覚でした。


そんなわけで、三夜連続での最終章。最高でした。視聴率の方も良かったようで、もしかすると続編作っちゃうんじゃないの?と勘ぐっちゃうのは、失礼かな…(_ _;;


そう言えば、今回は最終シリーズだと言うのに『古畑』恒例の「赤い洗面器」の話は出てきませんでしたね。中盤、クラブでかえでに話していたけど、周りの騒音で聞こえなかった、という話が実は「赤い洗面器」だったのかな、とも思うのですが古畑が結末を知っている、というのも変な話だし…。