WiiCM

WiiのテレビCMがスタートしました。
まだリモコンが映し出されるだけで、何のことか分からい(ヘタしたらゲームのCMだとも気付かない？)、イメージCMの段階ですが、今後ニンテンドーDSやゲームボーイミクロの時のように徐々に全貌が明かされていくんだなあ、と思うと楽しみです。効果音を似せ、ナレーションは「脳トレ」の人を踏襲する辺り、近年の任天堂の広告展開の巧さを物語ります。(CMや体験映像はWii.comで観れます)

また、それに合わせて続報も色々と発表されたようです。
まずはモロモロの周辺機器の価格。今回はSFC以来、初めてAVケーブルが刷新されており、500円の値下げ。D端子やコンポーネントもGCに比べ、1,000円安いです。まあ、結局は同梱のケーブルを使う自分にとっては今はまだ余り関係のない話…(泣)。唯一、VGAケーブルが無いのがちょっと残念。

そして、もう一つ肝心なのがGC版『ゼルダの伝説・トワイライトプリンセス』。
すでに後追い開発のはずのWii版の方がメイン扱いされており、GC版の扱いが気になる所ではありましたが、任天堂オンライン専売となってしまいました。何だそりゃ…。
もう、ここまで差別化されてしまうのなら、個人的にはWii版を選ばざるを得ない所ですが(まあ、元々Wii版に傾いていましたしね)、う〜ん、やはり一連のこの『ゼルダ』のいざこざは、腑に落ちない所です。

そもそも『トワプリ』はGC向けのソフトであり、このソフトをWii本体でプレイすると「オマケ要素として、リモコンでも操作できますよ〜」(NINTENDO iNSIDE)と言うから喝采モノだったのであって、そのハイブリッド仕様が実現できなくなった(実現が難航する程、リモコン操作にこだわってしまった？)からなのか原因は分かりませんが、今年のE3で「Wii版とGC版は別々に発売」となった辺りで迷走してしまったように思います。以降、リモコンと利き腕の問題で「GC版とはミラーワールド」(GAME Watch)になってしまったり、ちぐはぐ感が否めない。
個人的にはリモコンで操作する『ゼルダ』は非常に楽しみだし、期待している。ただ、あくまでGC用として開発スタートした『トワプリ』で、後付け的にリモコン対応して混乱してしまうよりも、“リモコンで操作するゼルダ”として全力投球したタイトルを出して欲しかった、というのが正直な所です*1。

と言いつつ結局買うんだろうし、結局何言ってんだろ、って話ですが…(_ _;;

*1:リモコン専用ソフトなら、リモコンでは遊びにくくない？という不安は皆無でしょうし。