50FT
先月のテレビ朝日に続いて、この週末はフジテレビの50周年特番ラッシュ。なかでも注目だったのが、昨日放送された「バラエティルーツの旅 あなたがいたから僕がいる 半世紀大感謝祭」。
4時間余の長丁場で、途中『銭ゲバ』もザッピングしたりとまだ全部見たわけではないのですが、フジテレビ50年のお笑いの系譜が凝縮されていて、良かったです。
個人的には、「夢で逢えたら」「冗談画報」等で若かりし頃のダウンタウンも惜しみなく紹介されていたのが貴重で嬉しかった。その反面、「ごっつええ感じ」には触れられていなかったのが残念でした。終了の経緯が経緯だけに、未だ遺恨があったりするのかな。ウッチャンナンチャンの「やるならやらねば」とか、「オールナイトフジ」でのとんねるずとか、世代的には見たことも無かったし、やっぱり良いなあ、思っちゃいますね。
一方で、感慨にふけるのは懐かしの映像ばかりでもなくて。「めちゃイケ!!」メンバーと「はねトび」メンバーが一堂に会しているという画は、特別感があって壮観でしたね。全メンバーが競演するのは、2004年の27時間テレビ以来になるのかな? で、その後ろには「爆笑レッドカーペット」と「ザ・スリー・シアター」の面々が控えていて。お笑い第4世代・第5世代・第6世代(?)という系譜が端的に表れていて、見所でした。
なかでも、梶原・岡村とともに走り高跳びした「はんにゃ」や、なるほど!ザ・ワールドに座った「オードリー」あたりは、新世代の中でも期待されている存在って感じかな。オードリーはM-1効果もあったし、はんにゃの勢いもスリーシアターのなかでも頭一つ抜けている印象があります。
最近知ったのですが、はんにゃの金田哲って自分と同い年(同学年)なんですね。柳原可奈子が登場してきた時にも思ったんですが、アイドルやら俳優が同い年ってのはあまり何とも感じなかったんですけど、お笑い芸人が同い年で尚かつテレビでも活躍し始めているというのは、なんか不思議な感覚があります。今回の放送の場合、大物の若かりし頃が同い年だったりというのも似た感覚でした。
そんなこんなの4時間の生放送。
スタジオのぐたぐたな展開もあって、当然のごとく時間は押し、結局「めちゃイケ!!」のルーツはまた日を改めて、ということに―。という展開も含めて、予定通りということがよろしいでしょうかね。
最後の最後、めちゃイケ!!メンバーが座り込んで抗議する画も面白かったし、何より引っ張って引っ張った挙げ句、めちゃイケ!!をもコケにする番組のオチとしても、フジテレビらしいなあ、と。そういった一部始終も含めて、めちゃイケ!!本放送の時に改めてルーツが紹介されるんではないかと思います。
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