33分探偵
『帰ってこさせられた33分探偵』、最終回。
初回の雑感でも触れた(id:Rarutan:20090330)とおり、やはり「33分探偵」ワールド健在だったのが単純に嬉しかった。「次のドラマまでの繋ぎ」を合い言葉(?)に、わずか5回の放送でしたが、鞍馬六郎、リカコ、大田原警部、茂木…個性的なメンバーはそのままに、新たに登場した京都府警の氏家警部もアクの強いキャラでありながらすんなりとけ込んでいて、キャラクター同士の掛け合いはさらに拍車が掛かってました。
正味165分の濃いィ内容でした。
なかでも今シリーズで象徴的だったのが―
#2「でも頼み込んだら乗せてくれるよね」
#3「そこはモヤっとさせとき●※☆○▲■」*1
あの苦し紛れとも開き直りとも取れる、鞍馬六郎の表情とシャウトは絶品。
どうしても、こういった一話完結モノのドラマの続編が決まると、安易に「ネタ切れになるんじゃないか」なんて他人事なのに心配してしまうんですが、その中で、前シリーズの踏襲になるだけでなく、こういう新しいパターンが見つかった、というのは面白かった。*2
同時に、まだまだ「33分探偵」の世界は不滅だな、と期待させられます。いずれまたフラッと「何週間繋ぎますー」と帰ってこさせられるのを楽しみにしています。
帰ってこさせられた33分探偵 DVD-BOX 堂本剛, 水川あさみ, 野波麻帆, 戸次重幸 by G-Tools |