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ニンテンドー3DS

任天堂、「Nintendo Conference 2010」で3DSの発売日と価格を発表 - GAME Watch

いよいよ、ニンテンドー3DSの詳細が発表されました。

う〜ん、2万5千円かあ。
3D液晶や性能アップ、そして今回発表された機能の充実ぶりを考えるとコスト的には妥当だとは思うんですが、ただ感覚的に現在Wiiが2万円であることとか考えると、正直なところ「高いなあ」という印象は拭えない。GBAが約1万円で、DSで1万5千円になって、DSiDSiLLで約2万円になって、そして今回の3DSで2万5千円。なんだか着々と5千円単位で値上げしているみたい。*1
発売が翌年に持ち越されちゃったのは、まあそんな物だと思います。にわかに11月発売の噂が盛り上がっていましたが、やっぱりそこまで急ではなかったですね。ただ、これらの情報を受けて、今日 任天堂の株価が急落したなんて事態も起こっていますし、絶対盤石と思われつつも案外 油断ならないのかも。


機能面での注目は、すれちがい通信の大幅強化でしょうか。
これまではソフトを起動して、そのソフト同士でしかすれちがい通信は機能しませんでしたが、今回は各ソフトを本体に登録しておくことで本体自体の機能として複数のソフトのすれちがい通信を行ってくれるというもの。『nintendogs』や『ドラゴンクエストIX』はプレイしていなかったので、他のソフトではなかなか待機している人もおらず、DSでは結局すれちがい通信できた試しもありませんでしたしね(^-^;; ソフトだけでなく本体搭載の『Mii』も相まって、今回は楽しめそうかな。


ダウンロードコンテンツは、いよいよ待望のゲームボーイソフトの配信がスタート!というのは素直に嬉しい反面、ファミコンスーパーファミコンのソフトを携帯機でプレイしたかったなあ、というのも本音です。DSでは足りなかったけど、3DSでもまだ解像度的に足りなかったんでしたっけ。う〜ん。あとは当たり前と言えば当たり前なんだけど、現行DSiウェアをきちんと3DSに移行することが出来るってのは聞いて安心しました。
気になるのは、それらを保存するのがSDメモリーカードなんですね。最初から2GBのSDが同梱されるみたいだし、ってことは本体内蔵メモリは取っ払うのかな。まあ、Wiiが512MB、DSiが256MBと発売当時はそれで良くても、今となっては時期にそぐわない低容量…という事態*2を避ける意味でも、SDメモリーカードに依存してしまった方が合理的なので、これは賛成です。


肝心のソフトは、新たに色々発表されたものの、同時発売ソフトがどれになるのか等々、詳細はまだ明かされず。
ストリートファイターIV』や『バイオハザード』がこれまでの静止画で見るより、映像だと思ったより鮮明で驚きました。特に「マーセナリーズモード」が単独作品に昇格したのは結構 気になりますね。
一方で、これはE3で発表された時から心配だったんですが。『nintendogs+cats』が、DSでは下画面をメインにして直接犬にタッチしていたんですが、3DSでは犬が表示されるのは上画面なんですが、犬に触れるためには下画面に表示されたシルエットで撫でなければならないみたいです…。
つまり、3DSでは上画面が3Dで下画面がタッチと役割が完全に分割されちゃっているので、その点では自由度が低いんですよね。『nintendogs+cats』以外にも困ることになりそうなソフトは色々あると思うので、気掛かりなところです。


何はともあれ、いよいよ実態が見え始めたニンテンドー3DS。発売までまた色々と続報もあるだろうし、楽しみなところです。

*1:厳密には、合間にGBASPが1万2500円とかDSLが1万6800円とかが挟まりますが。

*2:PS3やXbox360と違って、容量アップした新モデル等の施策が執りづらかったみたいですし