Hulu加入の恩恵『幻夜』
Huluで、ドラマ『幻夜』を観ました。
きっかけはHuluオリジナルドラマ『デスノート NEW GENERATION』目当てで、Huluに加入したこと。映画を観る前に、その前日譚が描かれたドラマを観ておこうと、1ヶ月トライアルを活用しました。
で、どうせ加入したのなら『デスノート』以外にも観てみようと物色しているこの頃です。
すでにケーブルTVに加入しているので、これまであまりこういったオンデマンドサービスには見向きもしていなかったので、番組が充実していて今更ながら便利さを体感しています…笑。
場合によっては、このまま有料期間に突入するかもしれない。
そして、『幻夜』です。
元はWOWOWオリジナルドラマで、東野圭吾の原作を読んでいたのでちょっと気になっていたドラマでした。
へえー、こんなラインナップも揃ってるんだ…と、こういう機会でもないと観なかったかもしれません。
原作同様に、新海美冬(深田恭子)が恐ろしい。
男を操り犯罪を重ね、妖しげな輝きを増す。それでいて彼女に報いがあるワケでもなく、救いのない結末が待っている。だからこそ惹かれるんでしょうね。もちろん作品として…苦笑。
静かな幕引きも含めて、地上波ドラマとは違う落ち着きを感じました。
面白かったです。
今作は『白夜行』の続編的作品でもあります。
ただし、“続き”だという明言はなく、『白夜行』の唐沢雪穂が本作の彼女と同一人物なのでは、と匂わせるに留めている。
このドラマにも最終話で、『白夜行』で笹垣刑事を演じた船越英一郎が登場。
やはり笹垣刑事その人だという明言こそ避けていますが、『白夜行』を思わせる事件を語るなど、なかなか粋な演出をしてくれます。
映画『白夜行』の堀北真希、今作の深田恭子、どちらも悪くなかったけど。
個人的には一番最初に観たドラマ版『白夜行』で綾瀬はるかが演じた唐沢雪穂の印象が忘れられない。
願わくば、綾瀬はるか主演の『幻夜』が見てみたかった…というのも、今作を見て改めて感じた本音でした。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/03
- メディア: 文庫
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