個人的不定期雑感はてな

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JIN−仁−

20日(日)は『M-1グランプリ』以外にもう一つ、『JIN-仁-』最終回にも注目でした。


が―。


なかば予想通りではあったのですが、結局タイムスリップとか坂本龍馬の謎は全くと言っていいほど明かされませんでしたね。一応は期待していた部分だったので、90分スペシャルなのに1時間を過ぎてもそこら辺の核心へとは話題が及ばないのでイヤな予感がしたのですが、案の定でした。
まあ早い話が、思いのほかヒットしたもんで、続編や映画化なんかも視野に入ってきたんでしょうね。このやり方は賛否両論ありそうだけれど、原作漫画の方もまだ完結しておらず、ドラマだけで結末を作ってしまうよりは結果的には良かったんじゃないかな、と思います。


そんなワケで3ヶ月間にわたり、久しぶりに集中して観ていたドラマでした。
個人的にはやっぱり内野聖陽演じる坂本龍馬が好きでした。時代的には維新よりも前で、龍馬自身もまだ歴史の表舞台に立つ前を描いているんですよね。でも、仁(大沢たかお)の目線を通して、後々歴史に名を残すこととなる坂本龍馬という人物の計り知れない器の大きさの片鱗を感じさせる。その描写の塩梅が、本当に見事でした。最終話でも、「野風(中谷美紀)を助けて欲しい」と頼み込み、最初は戯けつつも、「後はぜーんぶワシのせい」という言葉は感動でした。
土佐弁も相まって、内野聖陽がハマリ役でした。ヘタしたら、来年の福山龍馬を早くも喰っちゃったんじゃなかろうかと不安にもなります。


いつになるか分かりませんが、続編の発表を待ちたいところです。

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