『リーガルハイ』馬脚を現す第8話
北の国からリーガルハイ。
ただ、パロディ回としてはやはり予告編も含めて、犬神家の一族の方がインパクトあったかな。
古美門(堺雅人)の性格を変えるつもりが、羽生(岡田将生)の本性が露わになってきました。
理想がいつしか独善へと成り下がり、闇に染まっていく羽生の表情の変化がなかなか見事でした。
なんかもう、『デスノート』のライトその物な堕ちっぷり…。
でも、この変化こそが羽生晴樹の役割ですよね。
安藤貴和(小雪)と並んで、第2シリーズを立ち上げるにあたって描きたかったことだろうから、むしろここからが本番です。
もしかしたら、古美門はこうなることが分かっていて今回の案件を引き受けたんじゃないか、と思ったり。
次世代エネルギー開発だか何だかのお金が舞い込む、という理由付けもありましたが、それだけではいつもよりは唐突だし希薄に感じる。
前々から指摘していた羽生の危うさを一度露呈させるに好機の案件と読んだんじゃないでしょうか。なんでそんな事をしたのか…、ネクサスに行っちゃった黛(新垣結衣)の目を覚ますため?
磯貝弁護士(古舘寛治)が行方不明になっているのは、自分も言われるまで全く気付きませんでした(笑)。
と言うか、ジェーン本田(黒木華)と一緒に東京に戻ったものだと思ってました。
このネクサスの面々も、今後重要になってきますよね。羽生のダーク化をどう捉えているのか。
特にジェーンは、今週の羽生に寄り添うカットも印象的だっただけに気になります。
さて、次週「FNS歌謡祭」のため1週休んで、次回は安藤貴和の最高裁が動き始めます。
そう言えば今日のタイトルバックは、普通に「8」でしたね。先週の「7.0」は何だったのだろう…
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