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ミステリー民俗学者 八雲樹

ミステリー民俗学者 八雲樹』、第6話「生けにえの島の少女<解決編>」でした。
後編の序盤で、どうも【佐用子(杏さゆり)はまだ生きて】いるな、ということは勘づいて、じゃあ共犯は誰だろうと考えていたら、まさか【村人全員が共犯】だったという真相には驚きでした。『トリック』のミラクル三井の回もそうでしたが、こういった【全員が犯人】という状況は、ふと冷静に画面を見てしまうとちょっと滑稽になってしまうのが気になります(^-^;; ただ、今回の事件ではその団結力に凄まじいものがありましたね。終盤、八雲と富良野を口封じしようとする時も、【佐用子】が制止してもなお、躊躇いが感じられませんでしたからね。それだけに、自殺した犯人とその後の八雲のメッセージも意味を成すわけですね。


というわけで『八雲樹』で印象深いのが、やはり犯人が自殺してしまうということ。「金田一初期」「金田一後期」と単純に分類することも出来ませんが、やはり自殺の有無というのは大きな違いであり、「金田一初期」な雰囲気を感じられる部分だと思います。