Wii Preview
任天堂、新型ゲーム機「Wii」12月2日発売決定。価格は25,000円 (GAME Watch)
と言うことで兼ねてから言われていた通り、今日のプレゼンで任天堂『Wii』の発売日や価格、同時発売タイトルが発表されました。
価格は通例通り「25,000円」。発売日が「12月2日」というのは、(発売が)11月中だと思っていたのでちょっと遅いかな、とは思うものの、2年前の『ニンテンドーDS』と同じ発売日というのも縁起が良さそうで期待です。
また、「バーチャル・コンソール」の各タイトルのダウンロード販売価格も明かされました。
ソフトの価格についてですが、原則として、ファミコンのソフトは１ソフト500円程度、スーパーファミコンのソフトは１ソフト800円程度、ニンテンドウ６４のソフトは１ソフト1000円程度を予定しております。
これもまた価格的には「こんなものかな」と思います。でも、ファミコン、スーパーファミコンがちょっと割高かな…。どちらにしろ、この価格はもっと前から公表し、早いうちに価格妄想を抑えて欲しかったなあ、と思ったり。情報が出ない間、「ファミコンは100円じゃないか」なんて説も出ていたし、それで割高だと感じてしまったのは事実だし…(_ _;;
タイトル数は60タイトルでスタートし、以後毎月10タイトル程度ずつ追加されていくそうです。まずDLするならば、やはりマリオかな。個人的にはファミコン版よりも思い入れのあるSFC「マリオコレクション」を買い直したい。
そんな中で、今回の発表で一番揺らいだのが「Wiiチャンネル」機能。いわゆるトップメニュー画面で、そこからインターネットを通じて天気予報やニュースを参照したり、SDカード内のデジカメ写真を見たり、自由に自分の分身キャラ(3Dアバター？)をつくったり…。
本来なら、「ゲーム」にこだわってきた任天堂らしからぬ、どちらかと言うとXbox360やPS3ライクな機能なのですが、写真のサムネイル指定や、世界各地の天気予報を地球儀から参照してみたり、そういったインターフェースがいちいち遊び心に溢れていて、本当に任天堂らしい。PS3やXbox360が「ホームサーバー」なんて小難しい言い方をしてその座を争っている間に、Wiiがひょいと「居間」に居座っちゃいそうな予感…！
一方で、今日の「Wii Preview」プレゼンでちょっと気になったこと―
また、ＭＳＸのゲームもラインナップに加わることになりました。今後も、このような新たなプラットフォームの参入のご要望があれば、積極的に検討していきたいと思っています。
このタイミングで、まだ「今後も」と言っているということは発売後にもエミュレータをプラスできるってこと？
ご覧のように、複数のチャンネル一覧画面を切り替えることで、48個までのチャンネルに対応できますので、バーチャルコンソールでチャンネルが増えても大丈夫です。
逆に言えば、ダウンロードしたソフトは48個までしか保存/管理できない…？ いや、実際問題そんなに使わないかもしれないけれども、こういう形で上限があるというのは納得いかないかも。「SDカードにも保存できる」という話が今回は出てこなかったのも気になるし。
